CrossingYourselfが描く「月と星の声」に続く闇音レンリの次の舞台「月蝕の狂詩曲」。
UTAU音源として広く知られるボーカリスト闇音レンリは、SynthesizerVとして進化を遂げ、
今なお多くのファンに支えられ数々の名曲を生み出しているが、MinaFrancescaと共に奏でる楽曲はおそらくそのどれとも似つかないだろう。
CrossingYourselfでの闇音レンリは、まるで深い闇の底で咲く一輪の百合の花の様。
本作ではさらなる重厚さ、荘厳、威厳を奮い、ダークゴシックファンタジーの世界観を見事に歌い上げる。
歌われる詞に数々の伏線が張り巡らされていることは、前作、そしてPandoraの世界を旅してきた者であればもはや疑う余地も無いことだろう。
この数々の楽曲から一体どれだけの壮大な世界が繰り広げられていくのか、
それをより明確に思い描かせてくれるのがこの「月蝕の狂詩曲」である。
より一層深い闇を纏った新たな世界の開幕はもうすぐそこまで来ている。
鮮血を浴びながら革命の讃美歌を歌い叫ぶ花に、救いの手を差し伸べるのは誰か。
闇はもう広がっている。




